⑧【間取り相談/一級建築士、匠(たくみ)との出会い】・・・一戸建てへの道

家づくり

ハウスメーカーを決定し、具体的な家づくりを進めていくことになった。

まずは、何といっても間取りだ。

延べ床面積は100㎡は超えたいところ。欲を言うと105㎡を狙いたい。

そこで、ネットで105㎡の間取りを検索。

良さそうなのがあったため、それを事前にオープンさんに展開。

それをオープンさんが一級建築士の匠(たくみ)に展開して、

上記間取り図をもとに、匠がうちの土地に合うように間取り図を作成。

そこまでを事前にやって、その作成した間取り図をもとに匠との第1回打合せを行った。

匠が作成してくれた間取り図はこちら。

(ディスプレイを直接カメラで撮ったので、少々画質が粗くなってます)

●1階部分

●2階部分

●屋根裏部分

さすが、匠!!

事前に渡した間取りを取り込んでくれていた!!

おおむね、ほぼこんな間取りで大丈夫じゃん、と思って匠との第1回打合せは終了。

その後も、2度ほど打合せを実施し、

間取り図に関しては意外と早く決まりそうだなぁと思っていた。

ただ、LDKの形が全体的に「L字型」っぽくなっており、

キッチンとリビングが分断されている状態が気になっていた。

まぁそれでも良いかなぁと思っていたところ、妻がなかなかいい情報を発見。

それは、隣にできる建売りの間取り図!!

我々が当初、購入したと思っていたB区画に造られる建売り物件です。

※詳しくはこちら

そして、隣の間取り図はこちら

ああ、これだ・・・

この間取り図が求めていたものだ・・・

すぐにメールでこの間取り図をオープンさんに送り、1階部分の修正を依頼。

送った時刻が22時32分。妻に修正依頼出しておいたよ、と伝えたら、

オープンさんより、すぐに匠に連携する旨の連絡あり。22時37分受信。(鬼速)

いきなりの修正で時間がかかるかなぁと思っていたら、

翌日の17時4分にメールで修正版が展開。(鬼速)

オープンさんと匠の鬼速連携!!

そして、その修正版がこちら

さすが、匠!!

これならキッチンとリビングの分断感がなくなる。

・・・と思った刹那

考えればもっともっと間取りは良くなるのかもしれない

という意識が出てきた。

実はもう一つ気にしていたのが、2階から屋根裏部屋に上がる階段について。

今の間取りだと、天井から引き出すタイプの階段になっている。

※イメージ画像

この階段だと、引き出すのが面倒だし、夏の暑い日は熱がこもってしまう。

何より、子どもたちが容易に遊びに上がれなくなるのが残念だ。

どうにかならないかと、食い入るように2階部分の間取り図を見ていたところ、

ここでも、隣の間取り図が役に立った。

隣の間取り図は、屋根裏部屋へ固定階段が設置される造り。

●隣の間取り図(2階部分:赤枠部分が屋根裏部屋へ上がる固定階段)

この部分、うちにも取り込めるはず!!

今の間取り図では、長男と次男の部屋を将来的に2つに分けられるように、

1つの部屋に対してドアを2つ設置している。

ただ、もうここはドア1つで良いのではないかと。

彼らが中高生とかになって、自分たちの空間がほしい時期が来ても

部屋中央部を間仕切りすれば、ドア1つでも問題ないだろうと。

それより、固定階段を設置すれば、誰かと電話したくなったり、

気分転換したい時などにすぐ屋根裏部屋に上がれる方が

お互いのプライベートを確保できると考えた。

ただ、この案を思いついたのが打合せ前日の夜だったため、当日に口頭で伝えることとした。

そして、翌日オープンさんと匠と三者で打合せ。

まずは、鬼速対応について感謝の意を述べ、

続いて、2階部分の屋根裏部屋に上る固定階段設置について依頼する。

ああ、そうするとこんな感じですかね、と言ってその場でサクッと匠が修正。

さすが、匠!!

もう、これで思い残すことはない。

大満足の間取りに行き着くことができた。

だが・・・

何やら匠の様子がおかしい・・・

建売りの間取り図を食い入るように見て、一言、

匠「・・・し、しまった」

何やらまずい雰囲気になる中、さらに、

匠「隣地から1mだったかぁ・・・」

この土地は「隣地から1m以内の土地に建物を造ってはいけない」法律があり、

そのため、隣の間取りは綺麗な長方形になっていたのだ。

それを、匠は「道路から1m」と読み間違えていたらしく、

「なぜ、隣の間取り図はこんなに長方形になっているのか」と不思議に思ったそうだ。

現状、作成している間取り図では、下図の赤枠部分が隣地から1m以内に造られているため、

このままでは、審査が通らないと。

匠「・・・チョンボするところだった」

自分「・・・ま、まぁ今気づいて良かったですね。良かった、良かった」

いろんな意味で、

隣の間取り図を探し当てた功績は大きかった。

そして次回、変更した間取りをもとに打合せを行うのだが、

またしても、匠が・・・

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