ハウスメーカーを決定し、具体的な家づくりを進めていくことになった。
まずは、何といっても間取りだ。
延べ床面積は100㎡は超えたいところ。欲を言うと105㎡を狙いたい。
そこで、ネットで105㎡の間取りを検索。
良さそうなのがあったため、それを事前にオープンさんに展開。
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/09/間取り_1.jpg)
それをオープンさんが一級建築士の匠(たくみ)に展開して、
上記間取り図をもとに、匠がうちの土地に合うように間取り図を作成。
そこまでを事前にやって、その作成した間取り図をもとに匠との第1回打合せを行った。
匠が作成してくれた間取り図はこちら。
(ディスプレイを直接カメラで撮ったので、少々画質が粗くなってます)
●1階部分
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_20200628_122644-1024x768.jpg)
●2階部分
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_20200628_122654-1024x768.jpg)
●屋根裏部分
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_20200628_122702-1024x768.jpg)
さすが、匠!!
事前に渡した間取りを取り込んでくれていた!!
おおむね、ほぼこんな間取りで大丈夫じゃん、と思って匠との第1回打合せは終了。
その後も、2度ほど打合せを実施し、
間取り図に関しては意外と早く決まりそうだなぁと思っていた。
ただ、LDKの形が全体的に「L字型」っぽくなっており、
キッチンとリビングが分断されている状態が気になっていた。
まぁそれでも良いかなぁと思っていたところ、妻がなかなかいい情報を発見。
それは、隣にできる建売りの間取り図!!
我々が当初、購入したと思っていたB区画に造られる建売り物件です。
※詳しくはこちら
そして、隣の間取り図はこちら
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/09/隣の間取り図.jpg)
ああ、これだ・・・
この間取り図が求めていたものだ・・・
すぐにメールでこの間取り図をオープンさんに送り、1階部分の修正を依頼。
送った時刻が22時32分。妻に修正依頼出しておいたよ、と伝えたら、
オープンさんより、すぐに匠に連携する旨の連絡あり。22時37分受信。(鬼速)
いきなりの修正で時間がかかるかなぁと思っていたら、
翌日の17時4分にメールで修正版が展開。(鬼速)
オープンさんと匠の鬼速連携!!
そして、その修正版がこちら
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/09/画像1.png)
さすが、匠!!
これならキッチンとリビングの分断感がなくなる。
・・・と思った刹那
「考えればもっともっと間取りは良くなるのかもしれない」
という意識が出てきた。
実はもう一つ気にしていたのが、2階から屋根裏部屋に上がる階段について。
今の間取りだと、天井から引き出すタイプの階段になっている。
※イメージ画像
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/09/梯子画像-1024x353.png)
この階段だと、引き出すのが面倒だし、夏の暑い日は熱がこもってしまう。
何より、子どもたちが容易に遊びに上がれなくなるのが残念だ。
どうにかならないかと、食い入るように2階部分の間取り図を見ていたところ、
ここでも、隣の間取り図が役に立った。
隣の間取り図は、屋根裏部屋へ固定階段が設置される造り。
●隣の間取り図(2階部分:赤枠部分が屋根裏部屋へ上がる固定階段)
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/09/隣の間取り図_2-1024x383.png)
この部分、うちにも取り込めるはず!!
今の間取り図では、長男と次男の部屋を将来的に2つに分けられるように、
1つの部屋に対してドアを2つ設置している。
ただ、もうここはドア1つで良いのではないかと。
彼らが中高生とかになって、自分たちの空間がほしい時期が来ても
部屋中央部を間仕切りすれば、ドア1つでも問題ないだろうと。
それより、固定階段を設置すれば、誰かと電話したくなったり、
気分転換したい時などにすぐ屋根裏部屋に上がれる方が
お互いのプライベートを確保できると考えた。
ただ、この案を思いついたのが打合せ前日の夜だったため、当日に口頭で伝えることとした。
そして、翌日オープンさんと匠と三者で打合せ。
まずは、鬼速対応について感謝の意を述べ、
続いて、2階部分の屋根裏部屋に上る固定階段設置について依頼する。
ああ、そうするとこんな感じですかね、と言ってその場でサクッと匠が修正。
さすが、匠!!
もう、これで思い残すことはない。
大満足の間取りに行き着くことができた。
だが・・・
何やら匠の様子がおかしい・・・
建売りの間取り図を食い入るように見て、一言、
匠「・・・し、しまった」
何やらまずい雰囲気になる中、さらに、
匠「隣地から1mだったかぁ・・・」
この土地は「隣地から1m以内の土地に建物を造ってはいけない」法律があり、
そのため、隣の間取りは綺麗な長方形になっていたのだ。
それを、匠は「道路から1m」と読み間違えていたらしく、
「なぜ、隣の間取り図はこんなに長方形になっているのか」と不思議に思ったそうだ。
現状、作成している間取り図では、下図の赤枠部分が隣地から1m以内に造られているため、
このままでは、審査が通らないと。
![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2020/10/間取り_1_赤枠あり.jpg-1024x556.png)
匠「・・・チョンボするところだった」
自分「・・・ま、まぁ今気づいて良かったですね。良かった、良かった」
いろんな意味で、
隣の間取り図を探し当てた功績は大きかった。
そして次回、変更した間取りをもとに打合せを行うのだが、
またしても、匠が・・・
コメント