新しい外構業者「ソノダ建設」と契約したのは良いが、
スケジュールの都合上、工事が始まるのは4月に入ってから。
3/6(土)に引越してからというもの、家の中は快適なのだが家の外は泥だらけなので、
雨が降った日には靴や土間がひどく汚れてしまう。
耐えろ、耐えるんだ・・・
ある日、近所のおじいちゃんがお散歩でうちの前を通った際、うちの外周りを見て
翁「なにこれ、どうしたの?やらないの?」
うぐっ・・・!!
耐えろ!!
まぁ、やっぱり気になるよなぁ・・・
工事の開始は4月に入ってからとは聞いていたが、実際いつから始まるのか気になっていたら、
3月末にソノダ建設の担当者から、「4/1に状況を確認しに作業員が伺います」と連絡あり。
よっしゃー!!いよいよはじまるぜぇ!!
そして、4/1の朝。
2人の男が我が家に来訪。
ひとりは親方、もうひとりは若い弟子といった感じ。
親「今日はちょっと周りを見させていただく程度で、4/3から始めさせていただきます」
「はい、よろしくお願いいたします!」
やっと、始まる!!
まぁ今日はどんなもんか周りを軽く下見して、
明後日からグイグイやりだすんだろうなぁ。
早くできてほし・・・
ガガガガガッ!!!!
・・・うん?
なんか、外で音がしてるような・・・
ガガガガガッ!!!!
今日は下見のはずだったんじゃ!?
プロの下見のレベルを素人が軽く判断しちゃいけないってやつか。
マラソン選手の朝練が、
「じゃ、まずは軽く体を温める程度で。はい、10キロ走るよ」
といった感じか。
・・・いや、待てよ。
今日は4/1、エイプリルフール。
親方、早速初対面の俺に軽く嘘つきましたね!!
いや、良いんです。
良い方向にいく嘘は大歓迎です!!
とは言え、やっぱり軽くだったのか、昼過ぎくらいに
「今日はこの辺で上がります」と言ってきた。
ただ、一点確認したいことがあると。
それは、ウッドデッキ側を補強したいため、板のようなものを設置したいと。
「ああ、なるほど。そうなると費用のほうは・・・?」
親「そこは、予算内でやっちゃいます」
えっ!!
「あ、ではすみませんが、お願いしたいです。」
自分は、お金が絡むところについては、慎重になる癖がある。
高校時代、国内線の飛行機に乗った際、
CAの女性が、ドリンクは何を飲みますか?と言ってきたところ、
「いりません」
と即答した。
隣に乗っていた母がちょっとびっくりした様子で、
「お前、タダだよ」と小声で言ってきたため、すぐ
「オレンジジュースで」
と、言い直した。
お金が絡みそうなところは安易にOKを出さない。
多少、恥ずかしい思いもするだろうが、そのスタンスは継続していくつもり。
工事のほうは、それから2~3日は順調に進んでいる感じ。
ああ、早くできてほし・・・
グィィィィィィンッ!!!!
うん? ちょっと、外が騒がしい感じが・・・
WRYYYYYYYYYYーーーッ!!!!
ロードローラーだッ!
・・・じゃない、
コンクリートポンプ車が来てる!!
この前言っていた、補強ってコンクリの補強なのか!!??
板って言ってなかったか!!??
グィィィィィィンッ!!!!
やはり、コンクリを流し込んでいる!!!!
実は、見積りの打合せの時、
ウッドデッキの下はコンクリートではなく防草シートにするということで費用削減した。
それというのも、コンクリートポンプ車を使うだけで費用が上がってくるので、
そこは削減ポイントですね、ということを担当者と話していたのだった。
しかし、おもっくそコンクリートポンプ車登場してるやん!!
え、これを予算内でやっちゃえるの!!??
ありがたすぎる!!!!
そして、その日の作業終了時。
コンクリートの壁ができてる!!
これは頑丈なウッドデッキができそうだぁ!!
ありがてぇ・・・
良い外構業者に出会えて本当にラッキーだ。
そして、翌日(4/6)。
・・・うん?
コンクリートの壁の内側に土を入れている!?
この土は家の脇にあるやつだよな。
なるほど!!(ちなみに隣も家を造ってます)
実は、隣との間に土が残ってしまっていて、
それを処分するのは外構業者の仕事になると。
その残土処理費用ってのが意外にかかると言われていて、
まぁ数万程度であればやむなしかなぁと、その費用も払うつもりでいた。
しかし、この残土を
コンクリートの壁の内側に入れてしまえば、残土処理費用の節約になる!!
な・・・、
なんということでしょう!!
スーパーファインプレーっすよ、親方!!
残土処理費用をこちらが払うと言っても、
実際に土をトラックに積んで、運び出すのは外構業者になる。
処分場までどのくらいあるか知らないが、何往復かするには結構手間がかかるだろう。
多分だが、そこで親方は合理的な解決策を考えたのだ。
元々、ウッドデッキは擁壁側に建てることから、補強をすることに越したことはない。
であれば、コンクリートポンプ車を使うことになるが、
コンクリートで壁を造ってその内側に残土を敷き詰めれば、
強度の確保と残土処理の手間が省ける!!(完全に推測ですが)
この時重要なのが、コンクリートポンプ車を持ってくる業者との関係だ。
親方は4/1に我が家の状況を見て、補強の承諾を自分から得たのち、
コンクリートポンプ車の業者に連絡を入れたのだろう。
そして、4/6に滞りなくコンクリートポンプ車登場!!
うちからコンクリートの壁を造る予算は取ってないため、
費用を抑えられ、かつ5日後にすぐ来てもらえるってのは、
今までの仕事で、親方とコンクリート業者との信頼関係があればこそ。(完全に推測ですが)
すげぇ・・・
親方、すげぇよ・・・
ちょっと話したのだが、親方はソノダ建設の社長だそう。
すなわち、自分が「こうした方がよい」と考えた場合、
即座に実行に移せる決定権を持っているのだ。
これが、ある程度大きい会社となると、
現場監督が状況を見て「こうした方がいいな」と思っても、
予算外のことはそう簡単にできないだろう。
まだ、始まって一週間ほどしか経ってないが、
ソノダ建設にお願いして本当に良かった!!
4月末の完成が楽しみだぜ!!