⑰【マンション売却の戦い(1)】・・・一戸建てへの道

家づくり

家の設計については一旦落ち着いたので、ここでマンション売却について記載する。

東急リバブル仲介のもと、6月末よりうちのマンションがネット上で売り出しされる状態となった。

ただ、コロナの影響があってか6、7月はお問合せがなく、

8月になってようやく内覧希望で来訪される方が徐々に現れ始めた。

平日に来られる方については妻が対応。反応はどうかときくと、

来られた方はおおむね我がマンションについて好印象を持っているとこのこと。

一応、マンションの条件は以下。

●4LDK、85平米

●駅から10分

●2013年建築

●5階建ての4階部分

●角部屋南向き、眺望良好

また都心からそれほど離れていないため、条件としてはかなり良い方だと思っている。

ただ、欠点を挙げるならば、ちょっとした丘の上に建っているため

90段ほどの階段を上がらないといけない。

この階段をネックに考える人がいるのか、思ったほど内覧希望者が現れない・・。

したがってターゲット層としては、

多少の上り下りを苦にしない子どもがいる30代夫婦の家族世帯になると想定している。

そして、8月下旬の週末、内覧希望者のお問い合わせがあったとリバブルより連絡あり。

リバブルからの事前情報としては以下。

●50代夫婦で子どもはいない

●同じ町内に住んでいる(このあたりには詳しそう)

50代夫婦ということで、我々が想定しているターゲット層ではないことから、

ご成約に至るのは厳しいのではと思った。

そして、その50代夫婦とリバブルの担当者が我が家に来訪。

やはりリビングの広さと眺望におおむね好印象の様子。

角部屋ということや、多摩川花火大会は部屋から見られるなどをアピール。

20分ほど各部屋を見てリバブルの担当者とともに帰っていった。

おお、なかなかいい雰囲気だったなぁと多少手応えがあったのと、

何か新鮮なものを感じた・・・

そう、セールスマンの仕事を体感したことだ。

自分はIT系の仕事であるため、何かの商品を売り込むといった営業の仕事はやったことがない。

営業の仕事って、あまり自信のない商品でもノルマ達成のためにお客に売り込む

といった印象を勝手に持っていたため、自分には合わないんだろうなと思っていた。

しかし、このマンションは長い階段があるものの、

他の物件より広さや間取り、眺望などの利点があるため、自信をもってお勧めできる商品である。

さらに言うと、7年も住んでいることから、この商品に関する知識も十分持っているため、

あらゆる質問にも即答可能。

さきほどの50代夫婦も、いろんな質問をしてきたがそれら全てに即答。

なんと気分のいいことか・・・

これならターゲット層ではないが、もしかしたらご成約か、と思っていたら・・・

夜になってリバブルの担当者より電話があり、

「本日の方、やはり階段が気になったそうで、見送りとなりました・・・

はぁ・・・ (残念)

リブブルの話では、マンションの間取りや眺望には満足していた模様。

というかさ、同じ町内に住んでいるなら、

あの階段、わかってるでしょうがぁぁぁ!!

内覧する以前の話じゃなかろうか。

妻もイラついたようで、 「まじ意味不明」とぼやいていた。

そして次回、さらなる意味不明の内覧希望者が現れる。

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