前回話した内容を元に、金額やスケジュールなどを合意すべく、
もう一度外構業者と会話する必要があった。
こちらからアクションをしないと、あの外構業者は動き出さないため、
まずは自分から日程調整の連絡をメールで送信。
案の定、数日経っても返信なし。
・・・ええ、想定内です。
今度は妻のほうから、オープンさんをCCに入れてメールを送信。
これにより、オープンさんからも返信するように催促があったのか、
やっと外構業者から返信あり、2/4(木)に打合せをすることに。
具体的な時間はのちほど連絡するとあったので、連絡を待っていたが、
前日になっても連絡がないため、しびれを切らした妻が、
「至急御返事お願い致します」というタイトルの元、
はっきり言ってクレームともとれる文面を外構業者に送信。
こういう時の妻は正直強い。
昔、新婚旅行でギリシャのエーゲ海クルーズに行った際、
船内で使った金額が合わないことがあった。買っていないものが計上されていたのである。
ああ、会計があってないね、海外ではあることなのかな、ちょっとスタッフに言ってみようか、
という感じで、自分からスタッフに「エクスキューズミー」と声をかけたところ、
妻が横から割り込んできて、
「おい、なめてんのかコラァ!!」的な英語をまくし立てた。
補足すると、妻は学生時代交換留学でアメリカに1年弱滞在していた。
結婚した時も、英会話スクールのスタッフとして働いていたため、
常日頃から英語を使う生活を送っていたのである。
多くの場合、日本人は英語力が弱いため、海外に行くとどうしても下手になりやすい。
また、お人よしの国民性もあってか、外国人は日本人を軽く扱うように感じる。
しかし、うちの妻は対等で打ち合える。
新婚旅行って、男のほうが「よし、おれについてこい」といった感じで強さをアピールするところだと思うが、
我々の場合、自分は完全に妻を頼り切っていた。
今回の外構業者への連絡も、
「ああ、まだ返信ないのかぁ、どうしたものかなぁ」と困っていたところ、妻から、
「んじゃ、私からちっと強めにメール投げてみるわ」と、代わってくれた。
・・・お、おう。ありがとう。(男前やなぁ)
しかし・・・、
「至急御返事お願い致します」のメールの返信で、なんと、
「明日は都合がつかなくなったため、別日でお願いできますか」
と、まさかの前日リスケ連絡(遅っ!!)。
あのぉ、自分休みとってたんですが・・・
や、やべぇ・・・妻も怒ってる。
ただ、怒っていても前には進まないため、スケジュール調整して
2/7(日)の11時から我が家で打合せをすることに。
そして、2/7の当日。
10時55分ごろから、また何かしらリスケの連絡が入るのではとそわそわし始めた。
しかし、連絡ないまま、
11:00過ぎ・・
11:05過ぎ・・・
11:10過ぎ・・・・
ええ、想定内です。
しかし、11時10分過ぎたあたりで、妻が改めて外構業者からのメールを読み返すと、
妻「あ、メールには『11時ごろ伺います』ってある」
ああ、しまった。「ごろ」に深く突っ込まなかった。
これまでのやり取りからして、あの人たちの「ごろ」って全く読めねぇじゃねぇか!!
くそ、こりゃいつ来るか分からんぞぉ、と持久戦を覚悟した矢先、自分のスマホに着信あり。
外「いまマンション前につきました」
持久戦を覚悟した矢先の11時18分だったので、まぁ11時ごろということで勘弁してやるか。
外「で、お部屋番号は何番でしたっけ?」
ああ、やっぱりね。
やっぱり前来た時にメモってなかったのね。
ええ、それも想定内です。
そして、部屋番号を伝えて、やっとマンションのエントランスを通過。
いつもなら、家に誰か来るときは、コーヒーなどお飲み物を用意しているのだが、
今回、妻は全く用意する気がない。
あのさ、何かお飲み物を用意とか・・・?と聞くと、
妻「ああ? 別に良くない??」
おっと、こりゃダメだ。今回は自分でやろう。
打合せの調整段階でいろいろとあったが、そういう時こそ大げさにテンション上げていくのが自分のスタイル。
「ああ、どうも!! 本日もよろしくお願いします!!」
と笑顔で迎い入れて、席に着くなり
「温かいコーヒーでいいですか!?」
とテンション高めにお飲み物を用意。
今回の来訪されたのはTさんのみ。
打合せの用件としては、再見積もり金額とスケジュールの確認。
玄関前面の工事については一部修正があったものの、おおむねご提示内容で合意。
ただ、ウッドデッキについては変更が入った。
前回の話では、ウッドデッキの広さについて、以下の②折衷案を採用するとしていた。
しかし、Tさんが改めて計算し直したところ、②の折衷案では構造上耐震性が下がってしまうと。
造れなくもないが、数十センチ擁壁側に出るだけで、費用は格段に高くなってしまうと。
できるだけ広いウッドデッキにしたかったが、
①の案でもそれなりに広いウッドデッキになるため、①案を採用することにした。
これで設計的なところはある程度合意できたが、
いままでのメールのやり取りでレスポンスの悪さを指摘したい気がしたので、ちょっと遠回しで
「いやぁ、現場に出られていると忙しいですよね」というと、
T「ええ、30件くらい並行で進めてますので」
M-1王者の仕事量!!
こちらからちょっと指摘しようとしたら逆に打ち返されてしまった。
「そ、それはすごいですね。こうして日曜日も来てくれてますし、お休みもなかなか取れないんじゃ・・・」
T「ええ、4年前に一度とってから、一日も休んでないです」
M-1王者の仕事量!!
そんな人はテレビの中の世界だと思っていたが、そんな働き方してる人がこんな近くにいるとは。
だ、大丈夫なのか・・・
30件も並行して殺人的スケジュールで働いていたら、いろいろと抜け漏れとか出てくるんじゃないか・・・
なんせ、3月6日の引越し前までにはウッドデッキを完成していただかないと、
崖地になっているから、子どもが転落死する可能性がある。そのエンドは守ってほしい。
※リビングの窓からの写真(すぐ下は崖地)
「で、工事のスケジュールですが、どのくらいでできますでしょうか」
T「一ヶ月はかかりますね」
・・・うん?
ええっと、今日が2/7だよね。
3/6に引越しだって前にも言ったよね。
もう、一ヶ月きってきたじゃん。
なのに、なぜこちらからメールをバシバシ送らないと反応してこないのか。
「えっと、ではもう始めていただかないとですよね」
T「ええ、そうですよ」
なぜ、悪びれない(呆)
あまり腑に落ちない所もあったが、
「引き続きよろしくお願いいたします」と言ってその日の打合せは終了。
そして翌日、自分から金額を修正した見積もりをいただきたい旨のメールを送ったが、やはり返信無し。
妻の怒りがまた沸々と・・・
妻「ちょっとあの人の会社に電話するわ」
・・・しかし、
会社に電話しても留守電になる始末・・・
さぁ、この外構工事はうまくいくのかぁ!?(乞うご期待)