3人目の子どもが2019年の6月に誕生し、いま住んでいるマンションが将来的に手狭になるということで、
「もうちょっと広い一戸建てに住めたらいいよね」
と、妻と話すことはたびたびあった。
とはいうものの、それはまだ先のこととで、現実味のない話としてあまり真剣に考えていなかった。
ところが、それはささいなことから動き出した。
ある日、コロナ休みが続く状況下で、マンションの共用部分で長男、次男と一緒に遊んでいたところ、とある小学生がその場に現れて、
「あのぉ、すみません。ちょっと静かにしてもらえますか」
と、言ってきたのだ。
そう、小学生に大人が注意されてしまったのだ。
確かに、共用部分とはいえ、みなさん住んでいるわけだから、節度を持った行動は必要…
逆の立場だったら、うるさい人に注意したくなるのは分かる…
(…はい、おっしゃる通りです。ご迷惑おかけしました…)
頭ではわかるのですが、いかんせん、
小学生に注意されたのが、なんとなく承服し難し……。
釈然としない状態でしたが、更に承服し難い思いの方が隣に…。
妻「あのさぁ、もう引っ越そうぜ」
え、これトリガーなの!?
それからというもの、妻が建売り物件を探す探す…。
小学生の長男は、絶対に転校は嫌だと言っているので、
同じ学区内で探すという縛り付き。
そのため、あまり惹かれる建売り物件はなく、一戸建てに住むのはまだ先だなぁと思っていた矢先…。
妻「良い土地があったぞ」
土地から!?
そう、建売りではなく、土地から家づくりを進める壮大な道のりがここから始まるのである。
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