⑱【マンション売却の戦い(2)】・・・一戸建てへの道

家づくり

自分はセールスマンの経験はないが、ひとつ言えることとしては、

激しく売り込みに入らないことだ。

大学時代、友達が少なかった自分は

とある週末、数少ない友達二人と一緒に買い物に出かけた。

特に買いたいものなどなかったが、その二人が服を買いたいというのでついて行った。

そして、とある店に入ってすぐに「しくった」と気づいた。

服がたけぇ・・・

しかし、友達二人は「これ、かっこいいね」と

しょーもねー七分丈のシャツについてテンション高めにワイワイ騒いでいる。

横目でちらっと見たら、なんとそのシャツ、17,000円(高っ!!)

あほちゃうか・・・と、ぶらぶら店内を周っていたところ、店員がおもむろに近づいてきて、

「これなんか、かっこよくないですか」とたっけぇ服を売り込み始めた。

「あ、いいすね・・」と気まずい思いをしながらどうにか店員をかわした。

この時、自分は買うつもりがなく店に入ってしまったが、

買うつもりがある客でも、あまり強く売り込むと引いてしまうだろうなぁと何となく感じた。

売り込みしすぎず、メリットをアピールして質問には適宜回答する

セールスの経験はないが、これが正攻法なのだろうと思った。

そして9月某日、次の内覧希望者からお問合せがあったとリバブルより連絡があった。

次の希望者の情報としては以下。

●50代夫婦、子どもはひとり

●子どもの中学入学に合わせて転居を計画中

ほう、ということは、「お子さんは6年生ってことですね」とリバブルに聞くと、

「いえ、5年生らしいです・・・」

・・・え、ということは、転居は再来年ってこと?それを今見に来るの?

「ちょっと何言ってるかよくわかないっす」って言い返したくなったが、

内覧希望ということであれば対応せざるを得ない。

内覧当日、その夫婦とリバブルの三人で我が家に来訪。

やはりリビングを見て、「広いですねぇ」と好印象の様子。

この夫婦も各部屋を周った後で、マンションの大規模修繕のことや駐輪場の場所など

結構細かいところまで質問してきた。

今回も全て即答し、満足した感じで出ていった。

その後も、マンション周辺をリバブルと一緒に確認していて、

「これはいけるかな」と期待をしていたところ・・・

夜になってリバブルより電話。

「本日、内覧された方ですが、やはりお子さんの中学校入学に合わせるということで・・・」

だから、何しにきてぇん!!(激怒)

もうここまでくると、内覧したいだけの愉快犯にしか思えない。

なんでこう、確率の低そうな方々ばかりがお越しになるのか・・・

いいかげん、対応にも疲れ始めたころ、ようやくまともな来訪者が現れる。

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