⑲【マンション売却の戦い(3)】・・・一戸建てへ道

家づくり

10月中旬、やっと可能性の高そうな内覧希望者が現れた。

特にリバブルから事前情報は伝えられていなかったが、

見た感じ、30代くらいの夫婦だった。

あまり期待はしていなかったが、奥さんの食いつきがかなり良い。

リビングからの眺望もさることながら、

各部屋を見るたびに「うわぁー、すごくいい!!」と感嘆の声を上げる。

きたっ!!

さらにはトイレを見るだけでもタンクレスであることに

これがいいんだよねー!!」と旦那さんとテンション高めに話し合っている。

一通り見たあとの質問タイムで、

「鳥を飼っているのですが、鳴き声が結構うるさいんですよね」

と、騒音関連を気にしていたが、角部屋であることと、隣との境界はコンクリートなので、

全く気にする必要はない旨を回答。

それを聞いて、奥さんは非常に満足した様子。

これはきただろ!!(期待高)

夜になってリバブルから、

「本日のお客様は非常に気に入られており、期待が持てそうです」と連絡があった。

・・・しかし、

その後、数日経って、リバブルに確認したところ、

別の価格帯の安い物件に乗り換えてしまったと知らされた・・・

う~ん、だめだったか。

多分だが、鳥を飼っていることからして、子どもがいないのだろう。

夫婦二人で85平米の4LDKはちっくと広すぎるか。

それからというもの、お問合せ件数が減ってきて徐々に焦りが出始めた週末のある日、

午前中にリバブルより連絡があり、

「内覧希望者からお問合せがあって、本日午後2時半に内覧可能ですか」と言われた。

なかなか急な話だなぁとは思いつつも、

今はマンション売却が最優先のため、急いで各部屋を掃除。

午後2時半に、内覧希望者の夫婦とリバブルの担当者、それともう一人・・・。

どうやらこの夫婦は別の不動産会社の顧客らしく、

その夫婦がリバブル担当の我がマンションを内覧したいということで、

その不動産会社の担当者も一緒にくっついてきたようなのだ。

この担当者、若くてちょっと色黒でキリっとしてるなぁと思っていたところ、

その人が持っている紙袋を見て、思わず妻と顔を見合わせてしまった。

S友不動産

不動産仲介業者を選ぶ際に、我々はS友不動産を蹴って、リバブルを選択したのだ。

今回来たのはあの時の担当者ではないが、何か気まずい思いが渦巻き始めた。

この夫婦も我がマンションを気に入ってくれたようで、夜になってリバブルの担当者が、

「こちらのマンションと、もうひとつの物件で悩まれているようです。

本日中にはどちらかに決めるそうです!!」

よぉぉぉぉしぃぃぃぃ!!

前回にも記載したが、うちのマンションは良い条件が揃っている。

きっと我が家を選ぶはずだ!!

もう、いい加減早く売れてくれ・・・

この家づくり計画において、最大の難所がこの「マンション売却」なのだ。

ここをクリアできたら、来年の新居引っ越しを待つだけだ。

・・・と期待をしていたが、翌日のお昼を過ぎても連絡がない。

そして、翌日の午後4時ごろ妻より連絡が。

ダメだった・・・(落胆)

妻曰く、リバブルから連絡があり、もう一つの物件に決めたのだと・・・

その時、ちょっとだけ勘ぐってしまった・・・

確か、あの夫婦はS友不動産の顧客だったよな。

で、もう一つの物件はS友不動産が担当している物件だったよな。

ってことは、我々のマンションより、もう一つの物件を選んだ方が

S友不動産としては利益が大きいのではないか。

なんか色々と考えてしまうが、決まってしまったことはしかたない・・・

6月末から売却活動を進めているが、

12月1日現在、いまだご成約ならず!!

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