2月マンスリーの結果
2月初旬は現6年生の受験シーズンとなるため、サピックスの授業はお休みとなる。
このお休みが終わるといよいよ6年生コースが始まり、
これ以降はもう長いお休みはなくなってしまう。
どっかに遊びに行きたい気もしたが、
2月のマンスリーがあるから、この期間も勉強することにした。
そして、2/8(木)にテストを受けて、数日後にマイページを見てみると・・
ぬああぁぁ・・・
4教科総合の偏差値が、43.9
いい感じで上がってきたのに、また帰ってきてしまった・・
ちょっとまてよ・・
このグラフの形って、株価の値動きでいうところの、
「ヘッドアンドショルダー」になってないか(焦)
さっそく上昇トレンドが終了とかまじでやめてくれよ・・
今回、長男はそれなりに勉強をやっていた。
やっていたのにこの結果は一体どういうことなんだ、と思いちょっと聞いてみた。
今回、結構勉強してたじゃん。何でこんなに落ちちゃったの・・?
まぁこれは、想定内だよ
そ、想定内!?
俺はマンスリーの先にある3月の組替えテスト対策を進めていたんだ。
だから、マンスリーの範囲ではなく5年生全体の範囲を勉強してた。
ほ、ほう・・
まぁ、百歩譲って社会の急落はそれで説明できるとしてもだよ、
算数についてはさぁ・・
正答率81%のさぁ、
大問1の(1)を落とすとかさぁ、
いい加減、クソみてぇな計算ミスすんなよぉぉ!!
・・と、言いたくなる気持ちは胸にとどめておいて。
算数の問題用紙を見てみると・・、
お、必死さが伝わってくる。
この問題、計算の工夫をすれば筆算などやらずに答えを導けるのだが、
その工夫が思いつかなかったのか、がむしゃらに筆算しまくっている。
そう、大問1の(1)とか間違えていると、親としては
「こいつ、やる気あんのか」
と思ってしまうが、子どもは真剣に戦っているんだ。
ふざけて試験を受けている奴なんかいない。大真面目に問題と向き合っている。
それを結果だけを見て「真面目にやれぇー」と言ってはいけない。
計算ミス対策
前回、ゲームを餌にしたところ計算ミスが少なくなったことを書いたが、
それだけでは不十分だと痛感した。
疲れていてもやる気があまりなくても計算ミスをしない対策が必要になる。
そして、親から見ていて「これは改善すべきでは・・」と思う点が一つある。
それは、計算過程を適当に書いていることだ。
毎日やる「基礎力トレーニング」では、
計算用紙を使わずに、ごちゃごちゃっと余白に書いている。
計算用のノートを渡して、「これに計算過程を書くように」と言っても、
親の言うことはなかなか聞かない。
「大丈夫だよ」とか言って、自分の余白に書き込むスタイルに固執する。
カリスマに相談
まぁ確かに自分も経験あるが、親の言うことって
「また言ってらぁー」くらいにしか聞かなくて、反発する気持ちは分からなくもない。
とはいえ、このままではまずいと思い、過去に対談記事を書かせてもらったカリスマに連絡した。
(過去の対談記事はこちら↓)
親の言うことは話半分にしか聞かないが、
受験界のカリスマであれば長男も受け入れるだろうと思い、
「計算過程は余白にやらず、計算用紙を使ってしっかり書くべきだよね??」
と聞いてみたところ、カリスマよりすぐに返信があった。
絶対です。
家で学習する時は、計算用紙を用意すべきです。
そして、罫線に沿って丁寧に書く。
もちろん所要時間はかかりますが、
計算は一回で正解することに意味があります。
力強い言葉、ありがとうございます!!
そして、この「計算は一回で正解することに意味がある」
という言葉がとてつもなく胸に響いた。
早速、長男にカリスマの言葉を伝授。
パパが何回も言ってきたけど、
「基礎力トレーニング」は計算用紙使ってやって。
カリスマからも計算用紙は絶対に使うべきと回答あった。
「絶対に」だ。
パパだけじゃなく、カリスマも言ってるんだからな!!
・・・うん、わかった
違和感を受け入れる
勉強でもスポーツでもそうだが、「正しいやり方」ってのはある。
自分が身に着けてきたフォームに修正が必要となった場合、
必ずと言っていいほど違和感を抱く。
それをよく表したシーンがスラムダンクにある。
桜木が合宿でシュートフォームを修正する時の様子がこちら↓
ここで桜木は正しいフォームに修正される際、
「キュークツだぞ・・・」と違和感を訴えている。
今までやってきた自分のスタイルではないため、やりにくさを感じている。
だが、成長するにはこのやりにくさ、違和感を受け入れなければならない。
実はこのバスケのシーン、ほとんど一緒のことを俺自身が経験している。
俺は大学からバスケを始めたのだが、
それまで見よう見真似でバスケをやってきたため、シュートフォームがかなりイケてなかった・・
自分では正しいと思っていたが、部活の先輩たちが
「肘が開いているからしっかりとじるように」とまさに安西先生と同じことを言ってきたのだ。
始めはかなり違和感があり、桜木の言うように「キュークツ」だった。
だが、正しいフォームに修正していくと、桜木と同じようにシュートが入るようになった。
自分のスタイルを確立するにはまず、基本をマスターする必要がある。
昔の偉い人も同じようなことを言っていて、それを確か
「守・破・離」と表現していた。
まずは、基本に忠実であること。
先人の言うことはしっかり聞く!!
計算ミス対策の効果
何はともあれ、基礎力トレーニングでは計算専用のノートを使用させた。
その効果があったのか、これまでなかなか10点がとれなかったが、
ノートに計算過程を書いた結果、2回続けて10点が取れるようになった。(右が計算過程)
こう分かりやすく結果が出ると、長男もこのやり方を受け入れるようになってきた。
普段の勉強でまずは足元を固めるんだ。
そして、テストで計算ミスをなくしていくこと。
次は3月3日(日)の組替えテスト。
頼むぞ・・。
しょーもない計算ミスはしないでくれよぉ!!