【サピックス(小5)】11月の志望校診断テストとマンスリーテスト

中学受験

志望校診断テスト

5年生の後半になると、志望校診断テストが実施される。

それは予め志望する学校を登録しておいて、テストの結果でその志望校の合否判定を出すものだ。

我が家の志望校は・・・、


それはまた後ほど記載しよう。


11月は3日に志望校診断テスト、22日にマンスリーテストと2つのテストが予定されている。

いよいよ志望校に向けて気持ちを高めていく時期に入ってきた。

志望校診断テストは試験範囲のない実力テストのため、

日々の授業で使用するテキストをこなしていく以上の対策はやっていない。

というか、テキストの量が多くてテキスト以外の問題に取り組む余裕なんて全くない。

αとかの上位クラスの家庭はどういう対策をとっているかわからないが、

下位クラスの我が家としては、日々のテキストだけでもお腹いっぱい・・・。

5年生の後半になると下位クラスの家庭はもうかなり焦ってくる時期だから、

他の参考書を買いたくなる気持ちにかられるだろうが、

ここは落ち着いてサピックスのテキストに取り組むべきと俺は考えている。

サピックスの先生は、日々のテキストをしっかりこなせば偏差値50は取れると言う。

そう、まずは偏差値50を目指す。

志望校診断テストの結果

夏期講習あたりに放牧型の対応にシフトチェンジして、親があれこれ言わずに

長男のやりたいように任せたところ10月のマンスリーテストでBクラスに降格。

降格して中学受験を撤退するかどうかの話をずいぶん重ね、

それでも本人が続けると言って11月3日の志望校別診断テストに突入。

10月は自主的に勉強を進められてきて、その取り組みには多少評価していたが、

なんせ結果が出ないと焦ってしまう・・・

ここは少しでも結果を出して、

「やればできる」という自己効力感が芽生えてほしいところではある。

そういう思いを抱えての志望校診断テストの結果は、

社会の偏差値が53.3!!


よし!!

結果が出始めた!!


些細なことかもしれない。

一教科だけ偏差値50を超えて、「まだまだでしょ」と思うかもしれない。

「お父さん、あんた現実を見なよ」と思うかもしれない。


だが、そんなことを考えずに、無邪気に喜ぶことも時には重要なのだ。

※この動画の前半を見てほしい。

気持ちを高めようと思った時、

あえて思考のレベルを一段下げる必要がある。


今回のテストによるクラスの変動はないが、

次のマンスリーテストに向けて、弾みの出る結果となった。

マンスリーテスト

11月は22日にもう一つテストがある。

毎月行うマンスリーテストはテキストの範囲から出題されるから、

ある程度対策は立てやすい。

長男は夏休みごろからテキストには直接書き込まず、

ノートに答えを書いて繰り返し問題を解くようにし始めた。

これというのもやはり、歴史に興味を持ち始めたことが大きな要因だろう。

前から何度か、「ノートにやって繰り返し問題を解こう」と言ってきたのだが、

あまり自主的にやれてなく、結局テストまでにテキストを一回解く程度だった。

それが歴史が始まって以降、自分から複数回問題を解くようになってきた。


よくビジネスマンやスポーツ選手は「結果がすべてだ」というが、

俺は結果よりも過程に着目するように心掛けている。

そう、このシーンで警官が言っている通り、

「結果」だけを求めていると人は近道をしたがるものだ。

たとえ頑張って勉強していても、テストの結果が悪いと

「しっかりやっているの!?」とつい子どもを責めたくなる。


仕事などの大人の世界では結果を重要視する事が多いのだが、

自分の子どもであれば、結果だけでなく日々の取組みを見てあげなくてはならない。

5年生の後半、早く結果が出てほしいという思いが大きくなるのだが、

子どもが頑張って勉強しているようなら、

「よくやっている。焦らなくても大丈夫だぞ」

と、親として子どもを支える声がけをしてあげるべきだ。

結果を見て感情のままに子どもを叱責してはいけない。

中学受験を通して親も成長する必要がある。


そして11月22日、マンスリーテストを受けて長男が帰ってきた。

マンスリーテストの結果

帰ってきた長男にテストの手ごたえを聞くと、歯切れの悪い返答で落ち込んでいる様子だった。

俺は長男の日々の取組みを見ていたので、

今回結果が出なくてもそこまで問題視するつもりはなかったが・・・。

どういう問題が出ていたのか気になって問題を見てみることに。



世界文化遺産に登録されているものを2つ選ぶ社会の問題。

ア:大阪城  イ:富士山  ウ:法隆寺  エ:白神山地  オ:安土城


長男の答えは、ウとオ・・・。


オ・・・? 

あ、安土城??




安土城だとぉ・・??







いっちばん始めに消えるやつだろがぁぁぁ(憤怒)




お、おちつけぇ・・・



結果を見て感情のままに子どもを叱責してはいけない。


中学受験を通して親も成長するんだ・・・



だが、相変わらず単純なミスはあるものの、

自己採点をすると今回はなかなか悪くなさそうだ。


そして数日後、成績速報がサピックスのマイページにアップ


結果は・・・、


よぉぉぉぉっしゃぁぁぁーーーー!!


安土城のミスはあったが、それでも社会の偏差値は56まできたぁ!!

やはり、歴史に入ってから社会の勉強時間が伸びてきて、顕著にその結果が出始めている。


そして国語の偏差値が50を超えた!!

5年生の後半に入ると、国語の読解の授業では選択肢や抜き出し問題の強化を行っている。

長男のマンスリーテストの結果を見ると、選択肢や抜き出し問題の正答数が多くなっていた。


いやぁほんと、国語の成績アップは非常に嬉しい・・・

というのも、ここ1年間で偏差値50を超えたことは一度もなかったからだ。


よくやった・・・、よくやったぞぉ・・・


この結果はまぐれかもしれない。


一発屋かもしれない。


だが、こういう時は、

とにかく思いっきり褒めて喜べばいい!!

タイトルとURLをコピーしました