【幼児期の学習】数字や文字を書く練習の前にやること

中学受験

中学受験に向けて準備をするにしても、

小学校入学前の幼児期には何をしておいた方が良いか。

前の記事では、算数の先取り学習について記載した。

【2】算数の先取り学習・・・小学校入学前~低学年時
算数/数学が得意な人、不得意な人算数/数学が得意かどうかって、「先天的に決まっている」と、思ってしまっていないだろうか。かく言う自分も、この考えに陥っている時期があった。自分は中学時代、まぁ...

今回は、幼児期の3歳ころからできることについて実体験を交えて記載する。

鉛筆で書く訓練

小学校入学前の我が子に、何か鉛筆で書かせる訓練をさせる際、

ただなぞるだけのプリントをやっても子どもの気持ちはなかなか上がってこない。

これだとやはり作業になってしまい、楽しむ感覚が湧いてこない。

そこで、我が家では塗り絵を取り入れた。

塗り絵の効果

塗り絵の効果について、別サイトに詳しく記載してある。

子どもが塗り絵で得られる効果とは?親が意識したい塗り絵の活用法

このサイトでは、5つの効果を並列で記載しているが、

幼児期の子どもは1番目の「運筆力の向上」を主目的としていいと思う。

幼児期の塗り絵

次男(3歳8か月)の作品

うちの次男は3歳頃に塗り絵をやらせてみたが、やり始めは本当にひどかった・・・

もはや塗り絵ではない・・・

やり始めてすぐ集中力がつづかなくなり、結局ぐちゃぐちゃになり終了。

おれのキュアグレースを・・・(怒)

次男(だいたい4歳)の作品

2020年はコロナ禍ということもあり、おうち時間が長くなったので、

この後もしばらく塗り絵を続けていたら、半年もしないでだいぶ上達してきた。

キュアグレースなのでピンク一色になっているが、

はみ出さなくなってきたことと、塗り終えるまでやりきる集中力がついてきた。

ちなみに、上記リンク先のサイトには、

塗り絵の注意点として以下のことが記載してある。

塗り絵を選ぶときは、子どもが自由な発想で塗れるものを選ぶことが大切です。たとえば、アニメの登場人物やキャラクターの塗り絵などは、正しい色が決まっているため、子どもが自由に塗ることができません。

キャラクターの塗り絵はよろしくないとあるが、俺から言わせれば

ごちゃごちゃ言わずに好きな塗り絵をやればいい。

幼児期はあくまでも 「運筆力の向上」 だ。

ドラえもんやりたいと言ったら、ドラえもんをやらせればいい。

あいつはほとんど青で、塗り絵に関しては自由な発想も何もないが、

子どもが塗りたいと言ったら、それは塗り絵時なのだ。

あくまでも幼児期は指の訓練。

塗り絵である程度指の訓練をすると、数字やひらがなを書く訓練もスムーズに始められる。

小学生の塗り絵

長男(小3)も幼児期から塗り絵をやっていて、今でも好きでやっている。

小学生ともなると、グラデーションにしてみたり、細かい部分を塗り分けたりと

塗り方のレベルが上がってくる。

長男は「鬼滅の刃」がとにかく大好きで、主要キャラクターはほとんど塗った。

「塗り絵をそんなにやって何か良いことあるの?」

と言われそうだが、実は先日良いことがあった。


それは長男の三者面談で妻が先生に言われたこと。

先生「息子さんが描いたアジサイの絵ですが、

学年で2~3だけつくA評価になりました」

うちの学校は一学年80名ほどでそれほど大きい学校ではないが、

それでも2~3名しかいないA評価をとったのは非常にうれしい!!

(まだそのアジサイの絵を持って帰ってきてないので、自分は見ていないが・・・)

やはり小学生になっても続けていると、上記リンク先にある塗り絵の効果

「色彩感覚が豊かに」が徐々についてくると思われる。


これも繰り返しの成せる技か。

前に、「反復学習の重要性」についての記事を書いたが、

長男の塗り絵に関してもそれが当てはまっていたと言えよう。

【効果的な勉強法】ディーププラクティス/反復学習とミエリンの増強
前にも書いたが、サピックスのプリントは復習用に同じ問題が用意されている。改めて、復習って大事だよなと思ったとき、前に読んだ本に「反復の重要性」について書かれていたのを思い出して、その本をもう一度読み始めた。...

美意識を鍛えることについて

今回の記事の内容としては、「幼児期に運筆力を鍛える」ことだが、

美意識を鍛えることの重要性についても補足的に記載する。

今回は、本書の内容を一部ご紹介する。

論理的思考の限界

だいたい本屋に行くと、「論理的思考」というタイトルの本が棚に並んでいることが多い。

論理的思考、すなわち学校教育で鍛える力で、

社会生活を送っていくうえで必要な能力と言えよう。

ただ、論理的思考をみんな一様に鍛えていくため、

そこから導かれる解は、やはりみんな同じようなものになる。

これを本書では、「正解のコモディティ化」と表現している。

そこで最近では、右脳的思考の重要性がクローズアップされ、

海外では美術館に通うビジネスマンも現れ始めたという。

海外の大学の傾向

最近ではMBAプログラムよりもMFA(Master of Fine Arts)に注目が集まっていて、

海外の大学では徐々にその動きが出てきている。

以下、本書引用。

クリエイティビティとリーダーシップを繋げ、

問題解決によるロジカルアプローチとは異なるデザイン思考のプログラムが

本格的にスタンフォード大学で始まったのも10年ほど前のことですし、

北欧系のビジネススクールが「創造性」をカリキュラムの中心に据え、

いわゆる「クリエイティブリーダシップ」を看板に掲げるようになったのもここ数年のことです。

また、著書「モチベーション3.0」で有名なダニエル・ピンクによると、

多くのビジネスが「機能の差別化」から「情緒の差別化」にシフトしていて、

徐々にMBAよりもMFAに学位としての価値が高まっているという。

今後、テクノロジーが発達していくことで、あらゆる仕事がAIに代替される時代が来ると言われている。

そんな中で、創造的な力を鍛えるためにもこれからの世代には

よりアートに触れる機会を多く持つべきと言えよう。

製品をデザインする力

Winneconne, WI, USA – 12 April 2016: Dyson v6 absolute cordless vacuum cleaner on an isolated background.

製品をデザインするという事の例としては、

スティーブ・ジョブズがカリグラフィーを大学で学んでいたことは有名だし、

革新的な家電製品を世に出しているダイソンの創業者、ジェームズ・ダイソンは

イギリスの美術系大学でプロダクトデザインを専攻していた。

何かの製品やサービスを考え出す仕事と言うのは論理的思考というより、

このデザインする力が大きくものを言うのだろう。

美意識を鍛えるには

では、具体的にどうやって美意識を鍛えるのか。

本書では、「絵画を見る」「文学を読む」「哲学に親しむ」などが書かれているが、

この本は大人向けということもあって、子どもがやるにはレベルの高い内容になっている。

そこで、自分がお勧めするのが塗り絵なのである。

幼児期は楽しみながら指先の訓練ができるし、

小学校入学後も続けていると、色の細かい塗り分けなど技巧的になってくる。

塗る絵に関しても、「次はこんなんやってみない?」と言って、

空飛ぶ車とか、世界的な名画の塗り絵に挑戦させてみてもよい。

また子どもが塗り終わった絵について、親子で対話するのも効果的だ。

「どうしてこの色にしたの?」「細かいところをよく塗り分けてるね」など、

褒めることを中心に子どもに声がけをする。

そうすると、子どもは嬉しくなって

「塗り絵やりたい、塗り絵やりたい」と、しつこいぐらいに言いだす。

大人の塗り絵はどうか

最近、大人も塗り絵をすることでメンタルケアの効果があると言われている。

大人の塗り絵でメンタルケア~自分時間を彩るコロリアージュ~

そういう効果もあるだろうが、俺には

「子どもに興味を持たせるには、親も同じことをやる」という持論がある。

ということで、大人の自分もやってみた。

俺の好きな ヒーリングっとプリキュアの主人公、

「花寺のどか」

今までのプリキュアの主人公は、天真爛漫で元気いっぱいだったのだが、

ヒーリングの主人公は、病気持ちで運動神経貧弱。

それでも悪いやつが出てきたらプリキュアに変身して戦う。

病弱のため周りに助けられつつも、自身も必死に戦って悪を駆逐する姿に心惹かれた。

そんな「花寺のどか」を塗り絵してみて思ったこと。


心が落ち着くじゃねぇか・・・

ヒーリングっとプリキュア、塗り絵でも癒されるぜ・・・


あまり塗り過ぎず、濃淡を意識し花びらも丁寧に塗り分けて、

大人の実力ってのはこういう事と言わんばかりに長男に見せつけたところ、


長「パパ、なんかキモイね」


まぁね・・・、


そんな気はしてたよっ!!


ここまで読んだできた読者も、

「ちょっとこいつキモイな」と思ったかもしれない。

それは別にいい。人の思考は自由だ。

ただ、ひとつ、もうひとつ言わせていただきたい。

ヒーリングのエンディングテーマ、

これを聴くと元気がでる!!

まとめ

本記事のまとめを以下に再掲。

  • 幼児期に塗り絵をやって、運筆力を鍛える。
  • 小学生でも続けていると、絵画が得意になり色彩感覚が豊かになってくる。
  • これからの時代、デザインする力が求められるため、幼少期に塗り絵をやってその基礎力を養う
  • 大人は塗り絵をすることで、メンタルケアの効果がある

この記事を読んでいる方は、中学受験を意識した親御さんが多いと思うが、

アートの感覚を育むためにも、子どもに塗り絵をさせてみてはいかがだろうか。

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