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11~1月のスケジュール
いよいよ残すところ3か月。
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このスケジュールを見ると、12月1日のサピックスオープンを最後に、
およそ2か月は偏差値が出るテストは行わない。
すなわち、この期間で自分の実力がどれだけ上下したかが把握しにくくなる。
おお、ちょっと不安だなぁ・・、と思っていたら
なんと、長男の通う小学校で12/1~2に修学旅行で日光へ行くことに!!
んまぁ、小学校生活最後となるビッグイベントだから、我が家は行くことにしているが、
長男の話だと、同じクラスに修学旅行を休んで勉強する子がいるらしい。
お、おそろしい・・、中学受験・・
修学旅行のため12/1(日)のサピックスオープンを受けないので、
偏差値が出るテストは11/28(水)のマンスリーが最後になり、
もっというと、合格力判定サピックスオープンは11/10(日)が最後となる。
ぬあぁぁ、ますます不安になる・・
最終面談
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志望校の変更
早稲アカでは、11月までは今までの志望校目指して勉強をすることを伝えているらしいが、
それはすなわち、11月頃には自分の偏差値に応じた学校へと志望校を変更することを意味する。
サピックスも11月から最終の保護者面談を実施して、
チャレンジ校はどこか、抑えとなる学校をどこにするかを話し合う。
以前にも記載したが、長男は麻布を第一希望としていた。
だが、現時点での偏差値はおよそ50であり、麻布の61には10以上も差がある。
また、麻布の過去問をやってみたところ、
算数が難しくてどうにも太刀打ちできそうにないと長男が言っていた。
うむ、これは志望校を変える決断をしなければならない。
本人の偏差値と自宅から通える距離、進学実績などを勘案して、
受ける学校としては以下がよいのではと長男と話し合った。(括弧内はサピックス偏差値)
・広尾学園(57~59)
・芝(49~58)
・東京学芸大世田谷(49)
・桐朋(47~53)
偏差値に幅があるのは、受ける日によって変わるためである。
開成や麻布などの有名中学は2/1に1回だけ試験が行われることから、
偏差値の高い子はそういった有名中学に流れるため、2/1試験の芝や桐朋などはハードルが低くなる。
ただ、2/1以外となると偏差値の高い子が芝や桐朋の2回目試験に参入してくるため、
競合が増える分、どうしても2/1試験よりハードルは上がってしまう。
それを考慮して、サピの先生と話し合った結果、
長男の受験スケジュールは以下でほぼ合意した。
・【2/1午前】芝学園(49)
・【2/1午後】広尾学園(59)
・【2/2午前】桐朋(53)
・【2/3午前】東京学芸大世田谷(49)
・【2/4午前】芝学園(58)
・【2/5午前】広尾学園(57)
今の長男の偏差値であれば、芝を受験するのは妥当な判断だそう。
(おお、なんか安心した・・)
それと、多くの保護者が思っている事だろうが、
「そこを受けるくらいなら、うちは地元の中学に進学しますよ」
というような、進学実績が振るわない中学の受験をサピの先生は勧めてきたりする。
それというのも、子どもが今まで頑張ってきているので、
高い偏差値の中学ばかり受験して全滅するより行くか行かないかは別として、
まずは合格という経験をさせてあげたいと考えているようだ。
サピックスのマンスリーテストの難易度
それと面談を通して分かったことなのだが、
サピックスのマンスリーテストは、偏差値56~60程度の学校に合わせた難易度のようだ。
前回も記載したが、広尾学園の難易度はサピのマンスリーテストと近い。
面談をしてくれた先生が国語担当ということもあり、
「国語に関して」という前置きをすると、芝の国語は記述メインであるもののあまりひねりが無く
出題される文章レベルとしてはサピの5年生がやっている問題と同等だそう。
改めて、サピのペースについていくって結構大変だなぁと思った。
芝学園
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これは結構言われていることなのだが、第一志望を完全に一つに決めるのではなく、
同じくらい行きたいと思える学校を複数持つことが肝要だそう。
前回、広尾学園が候補として上がってきた旨記載したが、
夏休み以降、「芝もどうだろうか」と妻が言い出した。
そこで長男と9月に開催された芝の学園祭に行ってみることに。
東京タワーが隣にある、都会ど真ん中の学校。その割に校庭が結構広い。
また、校舎内は大きな吹き抜けとなっていて、アニメに出てきそうな造りになっている。
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校舎内にはトロフィーがいくつか飾ってあり、よく見るとバレーとバスケが強いようだった。
バスケが強い
良いじゃないか!!
体育館にも行ってみたが、これがまたなかなか広い!!
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学費
学費(年間)はと言うと、
・授業料:498,000円
・その他:326,963円
・合計:824,963円
うちの基準としては年間90万以下に抑えたかったため、ここはクリアー。
ちなみに初年度は上記金額に入学金30万が加算されるため、
1,124,963円かかることになる。まぁそんなもんだろ。
進学実績
2024年の進学実績はこちら。
東京大学合格者数は16人(現役)。卒業生284名でこの数字はすごい。
さらに過去の合格実績推移はこちら。
これを見ると、2000年以降の合格実績が良くなっている。
校風
11月に行われた学校説明会に妻が一人で参加。
校長先生がひとりで30分ほど話したと言うが、その話がなかなか面白かったという。
「もうね、漫談だった。30分あれだけ惹きつけるのはホントすごいわ」
少し前の投稿だが、NHKのブラタモリを真似した
「シバブラリ」という芝の学園祭を紹介する映像があった。
こういう映像に校長先生が積極的に出ちゃう所からも、校長先生の人の良さがうかがえる。
また、校長先生が言うには、「塾には行かなくてよい」とのこと。
これは結構評価ポイントが高い。
(私立中学行ってて、塾代もかかるのはマジできついもんなぁ・・)
校長先生のモットーは、
「楽しくなくては学校ではない」としており、学校生活の充実に重きを置いているよう。
確かに学園祭でも生徒たちの勢いを感じた。
長男は学園祭のダンスパフォーマンスが面白かったらしく、
「芝なら友達すぐできそうだなぁ」と言っていた。
うむ、芝でも広尾でもどっち行っても良さそうだ。
10月、11月のサピックスオープン
志望校が決まり、あとは合格に向けて勉強を進めていくわけだが・・
10月、11月の合格判定力サピックスオープンの結果が・・
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![](https://masamizu.com/wp-content/uploads/2024/11/image-8-1024x585.png)
特に国語の偏差値が急降下。
第3回のサピックスオープンの結果を仕事帰りの電車内で見たのだが、
怒りで手が震えてきた・・
偏差値33.2!?
寝てたのかこいつは!!(憤怒)
この結果を長男と一緒に確認していたら、辛辣な言葉を浴びせかけていたかもしれない。
そういう意味では、ひとりで確認して良かったのだろう。
この日、家に帰って長男に国語の点数が低かったことについて問いただすと、
出題形式がいつもと違っていた、と。
それだけで!?
不安定だ、不安定すぎる・・
他の子たちはできているんだよ、多少出題形式が変わってもみんなできているから、
お前の偏差値が低いんだよ。
大丈夫、大丈夫だよ。
マンスリーはそういうことないから、とまたいつもの調子でふらりふらりとかわすのだが、
親としては不安で仕方がない。
そう、なんせ11/28(木)のマンスリーテストが偏差値の出る最後のテストなのだ。
ここでもしまた、4教科の偏差値43でしたー、国語は33でしたー、とかだったら
サピの先生から「もう一度志望校を考え直せ」と言われかねない。
12月、1月に偏差値の出る実力テストはないのだから、
11月のマンスリーテストで偏差値50以上は取って、
「あと2か月、全集中でぶち上げるぜ!!」
と行きたいところなのだが、最後のテストが不甲斐ない結果だと
「本当にこのままでいいのか・・」とモヤモヤした感情を抱えたまま本番に突入することになる。
頼むぞ!!
最後のマンスリーテスト、しっかり頑張ってくれよ!!