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前回までのおさらい
10月19日の確認テストでは試験範囲が分かっているため、事前の対策が立てやすい。
また、今回は前回の反省を踏まえてデジタルデトックス作戦で臨む。
テレビ、Youtube、ゲームはテスト終了まで禁止。
これは、次男(5歳)も運命共同体!!
長男が勉強するときは次男も足し算やひらがな、塗り絵のプリントをやらせた。
そして、10月19日試験当日を迎え、やることはやったら自信持っていけと送り出した。
10月の確認テスト結果
数日たって、試験結果がWebに掲載。
結果は!!
2科目合計の偏差値が51.2!!
前回9月のサピックスオープンの偏差値が36.8だったのを考えると、
大幅ジャンプアップじゃねぇか!!
国語に関しては、過去最高の偏差値!!
そして、クラスはどうかと言うと・・・、
BからCへ昇格!!
対策していけば、それなりに取れるという事が改めて分かった。
ただ、やはり上には上がいるなぁ。
Fを頂点としてまだ上に3つもクラスがあるのか。
鬼滅の刃で言えば、Cクラスだとまだ下弦の鬼という事か。
あ、でも確か、
サピックスって4年になったら最上位にα(アルファ)ってクラスができるとかできないとか。
そうなるとαクラスって・・・、
鬼舞辻無惨じゃねぇか・・・
お、おそろしい・・・
1月の組替えテストに向けて
過去問入手
次のテストは年明け1月の組替えテスト。
これは実力テストという位置づけのため、出題範囲が公開されていない。
過去の出題傾向だけでもわかるとありがたいなぁと思っていたら、
妻がメルカリで売っていると言い出した。
前回の1月組替えテスト・・・、
メルカリで12000円!!
たっけぇ~。こんなの買うわけないじゃん・・・、と思っていたら、
妻「どうする?買った方がいいかなぁ」
え、買おうとしている!?
いやいやいやいや、まてまてまてまて・・・
12000円はたけぇよ。
まぁ普段のサピックスのテキストをコツコツやって準備するしかない。
そう思っていたある日、
長男と一緒に近所のイタリアンレストランに行った時のこと。
偶然にも長男と同じミニバスやっている女の子とその家族が隣の席に来た。
その女の子にはお姉ちゃんがいて、そのお姉ちゃんも同じミニバスやっていたが、
5年生になり中学受験のためにミニバスを辞めていったのだった。
そして、そのお姉ちゃん、サピックスに通っている!!
俺「そういや、お姉ちゃん、サピックス通ってるんですよね?
実はうちも通ってるんですが、小3の1月にやる組替えテストの過去問とかあったりします?」
と、お母さんに聞いてみた。
聞くと、お姉ちゃんは4年生からサピックスに通いだしたと言うが、
新4年生という事で、3年1月時の組替えテストはやっていた気がすると。
俺「もし、ご自宅にあったら、写真撮って送ってくれるとありがたいなぁと・・・」
お母さん「はい、探してみます」
200%のダメもとで聞いてみた。聞くだけならタダだ。
その後、しばらく連絡がなかったが、
試験日の2日前になって、お母さんから連絡が!!
お母さん「遅くなってすみません。3年12月時の入室テストがあったので送ります。
傾向は同じだと思うので、ご参考にしてください」
だいぶ直前だが、
この情報は非常にありがたい!!
国語
長文読解が配点のほとんどだ。この傾向は変わらないし、これはコツコツやるしかない。
知りたかったのは、四文字熟語が出るかどうかだ。
前回のサピックスオープンでは四文字熟語にやられた。
大人ならすぐ分かりそうな、「十人十色」や「三寒四温」などでも
やってなかったら考えて答えを出せるものではない。
送られてきた過去問を見ると、
四文字熟語は出ていない。
よし、国語はいまの実力でそのまま勝負だ!!
算数
算数は時間配分が重要になる。
そのため、大問の数と難易度が分かればどう進めていくかの対策がとれる。
見ると、150点満点で試験時間は40分。大問の数は5つ。
それぞれ大問ごとに記載する。
大問1,2
大問1は基礎的な計算問題が9問。
大問2は基礎的な文章問題と図形問題が6問。
いずれも、サピックスで配られている「基礎力トレーニング」のテキストレベル。
序盤に基礎的な問題が出るのは分かっているが、
重要なのは速さと正確さ!!
それをどう鍛えるかだが、
今回、基礎力トレーニング10問を5分で解くという訓練を毎日行ってきた。
やり始めは、5分で解くのは難しかったが、
徐々にスピードが上がってきて、5分以内に解けるようになってきた。
それと、問題によっては楽に解くテクニックもある。
例えば以下のような問題。
12×16+12×14=□
大人であれば、12をまとめて計算できるとすぐに気づくのだが、
そういうテクニックを知らないと愚直に筆算してしまう。
そして、この手の問題が過去問に出ていた。
俺「よし、こういう問題がでたら、筆算せずにまとめてやるんだぞ!」
と伝えておいた。過去問入手、マジナイスだぜ!!
大問3
大問3は立体図形の問題。サピックスでよく出るやつだ。
サイコロの展開図や立方体を積み上げたりする問題。
こういう問題に対して、俺はあまり心配していない。
というのも、長男はSwitchのマインクラフトが大好きで、
止めなければ何時間でもやってしまうし、暇さえあればマイクラのYoutubeを見ている始末。
そのため、立体図形などの空間認識力はそれなりについていると思っている。
ちなみにだが、子どものゲームについて、色々と否定的な意見があり、
かく言う俺も、ゲームはあまりやらせたくないのだが、
マインクラフトについては、結構肯定的な意見が散見される。
驚いたのが、中学入試にマインクラフトを導入している学校もあるとか。
中学入試にマインクラフトを採用!聖徳学園中学・高等学校が考えるプログラミング入試の意義とは
ほう、今だと(2022年1月現在)マイクラは3500円程度で買えるのか。
うちが買った時よりだいぶ安くなっている気がする。
まぁ何にせよ、立体図形問題はマイクラやってるから、きっと解けるはずだ・・・
大問4
ここから応用問題だ。とはいえ、サピックスの授業でやっているテキスト、
「デイリーサピックス」をしっかりやっていれば、対応できるレベルだ。
テキストは同じ問題が表面と裏面にあり、復習用に使えるようになっている。
授業のデイリーサピックスを繰り返してやっていたので、大問4も対応できるはず。
ちなみにだが、ネットや本屋さんでもデイリーサピックスのような問題集は売ってる。
大問5
大問5について、誤解を恐れずにいうと、
捨て問だ。
理由は、
時間がないことと、配点がそれほど高くないこと。
大問5の配点としては、150点中の20点しかない。
全体に占める割合が少ない割に、難しい&時間がない。
そこで、大問5は思い切ってやらないと決めることで、心に余裕を持たせようと思った。
そう、この前やってた中学受験のテレビドラマ「二月の勝者」で、黒木先生が言っていたやつだ。
よし、これで対策としては大丈夫だろう。
算数の対策について今一度以下にまとめる。
大問 | 配点 | 時間配分 | 対策 | ポイント |
1 | 54 | 4分 | 基礎力トレーニング | 速く正確に!! |
2 | 36 | 8分 | 基礎力トレーニング | 速く正確に!! |
3 | 20 | 10分 | マインクラフト | マイクラやってるから自信持て |
4 | 20 | 14分 | デイリーサピックス | 焦らず落ち着いて解く |
5 | 20 | 0分 | 捨て問 | やらなくてよし |
時間配分はあくまでも目安。
もし、余ったら不安なところを見直す。大問5はやらなくてよい。
というか、
大問1の配点が異様に高いな・・・
序盤の配点は高いが、みんな取れるはずなので差がつかない。
ここで、大問3と4ができてくれば徐々に差がついてくる。
理想は大問1~3は全問正解、大問4は半分よりちょっと取れればOKとしたいところ。
試験日当日
よし、いまやれることはやった。
そして迎えた、1月10日の成人の日、試験当日。
「頑張って来いよ!!」
と力強く送り出した。
なんか、その背中がちょっと逞しく見えた。
結果は後ほど。
さぁ、上弦の鬼となれるか!?