【4】サピックスの算数(小学3年生)と各種テスト

中学受験

4月以降の授業

組み分けテストが終わって、Cクラスでの授業が始まった。

毎回授業が終わった後に、しっかりついていけているか確認しているが、

長男の話では授業の内容もそれほど難しいわけではなく、

むしろ楽しかったという事が多いので、正直安堵している。


授業は復習メインのプレースタイル。

授業で使用するテキストはその日に配布して授業を進める。

今回は算数について少し内容を共有する。

算数

授業で使用するテキストは2つ。

頭を使う謎解き要素のある「デイリーサピックス」と、

計算力を強化する「チャレンジサピックス」。

デイリーサピックス

かわいらしい絵を載せて、楽しい感じを演出しているが、

大人でもちょっと真剣に考えないとやられる問題があったりする。

例えば「三角形、四角形とは?」という基礎的なことをやったら、

すぐ以下のような問題が出てくる。

えーーーっと、



まぁ答え見てみよっか・・・(汗)



油断すると結構やられる。


他にも、細胞分裂の問題はなかなかパンチがあった。

えーーーっと、



まぁ答え見てみよっか・・・(滝汗)



毎回配られるこのチャレンジサピックスは7枚ほどあり、

復習用に同じ問題が何ページかあったりするが、

Cクラスでは授業時間内この内容をやり切れていないようだ。


Fクラスは授業中にもっと進んでいるんだろう・・・

チャレンジサピックス

もう一つのテキストは計算力を強化するチャレンジサピックス。

これは基礎トレーニング的な位置づけで、大人は苦戦しない。

いいかぁ、これはなぁ~(得意気)

と言いたいところだが、

授業内でサピックスの先生に教えてもらってほぼ理解できているみたい。


授業後にこのチャレンジサピックスを見せてもらうが、

やった所については、だいたい〇がついていて問題ないようだ。



授業で使用するテキストは上記2つ。

基礎力トレーニング(宿題用)

授業とは別に、毎日の宿題用として毎月テキストが配布される。

毎日1ページやればいい感じ。一日の分量としては以下。

前半部分は四則演算系で、後半部分がちょっとした文章問題系。

そう、毎日の宿題の量としては大したことない。

やはり、小学3年生では勉強をガツガツやるというより、

「学ぶってのは楽しいことなんだ」という意識付けのうほうが大事なのだろう。


事実、うちの長男はサピックスに通いだしてから

勉強が好きになったと言っている。

※公文について

東京大学の学生の何割かは、公文に通っていたということで、

「公文に通わせていたらええやーん」って思いがちだが、

あれは本当に向き不向きがあると思う。

実はうちの長男も5歳頃、公文に通わせていたのだが、

宿題の量が多すぎて親子で共倒れになった経験がある。

こういう鉛筆でなぞらせる「ずんずん」という紙を1日10枚。

それとは別に、数字をなぞったり書いたりするやつも10枚。

そう、宿題で毎日20枚もやらなくちゃならんのだ。


できる子は面白くなってどんどんやるそうだが、

うちは極度のめんどくさがり屋で、なかなかやろうとしない・・・


やれという親も疲弊し、つまらなくてやる気がでない子どもも疲弊し、

双方共倒れ状態になって、半年ほどで退会することとなった。


公文が面白いという子はどんどんやってどんどん伸びるのだろうが、

子どもによっては不向きな場合があるので、そこは親がしっかりみて判断すべきと思う。

5月度確認テスト

サピックスは何気にテストが多い。

組替えテストや確認テストの類がちょいちょい入ってくる。

6月1日に「5月度確認テスト」なるものがあると。

それはどうやら点数によってクラス替えも行われるらしい。

早速きたな!!

前回は計算ミスがなかったらDクラスに上がれるくらいまで来ているから、

今回、うまくいけばDクラスに上がれるかもしれない。


テスト当日、長男はいつものようにサピックスに行って、

算数と国語を受けて、飄々と帰ってきた。

数日後、Web上にテスト結果が出たので見てみたら・・・

算数の偏差値36!!!????


なーーーーーにィィィ!!!!!


採点結果を見てみたが、前半部分の計算問題を結構落としている。


正直、何してん!!っと怒りたくなったが、

対策をしっかりさせてなかった親の責任でもある。

以前、子ども4人を東大理Ⅲに合格させた佐藤ママの本を読んだことがあるが、

子どものテスト結果が悪くても怒ることはなかったと。

子どもと親が二人三脚で取り組んでいるから、

「結果が悪いのは子どもだけの責任ではない」と書いてあった。

「・・・うむ、この結果を真摯に受け止めよう」


そして、クラス分けの結果は、

まぁあの結果じゃなぁ・・・


そうマンガみたくうまくいくもんじゃなかった・・・

7月組替えテスト

次こそはと、意気込んで臨んだ7月組替えテストだが、

ここでも成績が伸びてこない・・・。

国語の偏差値33.7って・・・

採点結果を見てみると、長文読解が壊滅的だ・・・。

というか、国語の平均点が上がってきている。

他の子たちもサピックスに通っている以上、

何も対策せずにテストに臨んでいるわけではない。

きっと、親も一緒にテスト対策に取り組んでいるはずだ。

これは、本当にしっかり対策しなくちゃ置いて行かれるなぁ・・・

今回のテストで、更なる降格があるかとビビっていたが、

なんとかギリッギリでBクラスに残留・・・

なかなか厳しい戦いだ。

7月度復習テスト

7月はもう一つ、復習テストがある。

7月はもうすでに組替えテストはやっているので、今回の復習テストでは組替えはないらしい。


今回は対策をそれなりにやった。

特に国語。

テスト範囲は分かっているので、その範囲を重点的に実施。

漢字問題は得点源。確実にとる。

それと、慣用句もテスト範囲だったので、

チャレンジサピックスにある慣用句はしっかり復習。

また、慣用句のYoutubeもあったのでクイズ感覚で見て記憶に定着させた。

そして、長文読解。

「□にあてはまる言葉を文中から抜き出せ」

という問題は、自分で文章を書く問題ではないため、ここも得点源としたい。

※下の(1)(2)のような問題。

この抜き出す問題も、サピックスのテキストを繰り返し復習。

ただ、(3)のような問題は、

自分で文を書くため、ある程度の文章力が必要。

こういう文章問題は、自分で解いた後、答えとどう違うかよく見て、

「この表現が必要だったね」といった感じで地道に練習をした。



そして、復習テストの結果は・・・、

国語の偏差値が伸びてきたァァァ!!!

そして、過去のテストの結果を折れ線グラフにすると、

今回、組替えがなかったが、

この結果だったらCクラスは確実、もしかしたらDクラスもあり得ただろう。

今回、国語が今までで一番良かったので、しばらくはこのラインを維持したい。

算数については、後半部分の応用問題が依然として壊滅的なので、

そこを少しずつ取れるように力をつけていければと思っている。


まずは、この結果を素直に喜ぼう。

長男よ、良くやった!!


そして、7月が終わり8月に突入。

小学3年生とは言え、夏休みも遊んでばかりはいられない。

そう、怒涛の夏期講習が始まる!!

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