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2024年になり、受験まで約1年となった。
5年生の夏休み以降、子どもの自主性を育てる対応にシフトしてから
多少ムラがあるにせよ、ひとりで勉強する力がついてきた。
(自主性を育てる対応についてはこちらをどうぞ↓)
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そうなると、
「こんな感じでテスト対策しよう」といった提案にも
「分かったよ、やるよ」とちゃんと着いてくるようになった。
よし、こうなれば1月の組分けテストの対策だ!!
今回は算数の対策を記載する。
出題状況の確認
組分けテストは実力テストになるため、具体的な範囲が無い。
そのため、今までやったところを復習する必要があるのだが、
適当に過去のものを引っ張り出しても、長男はやる気を出さない。
「これ、本当に出るの??」と言って、身が入らないのは容易に想像できる。
どうにか対策する範囲を絞れないかと思っていたら、
「コベツバ」というサイトに出題範囲が載っていた。
これはありがたい!!
難易度について
この表の右端に難易度が記載されているが、各難易度については以下となっている。
A:基本レベル(★)
B:中程度のレベル(★★)
C:応用レベル(★★★)
サピックスで使用する算数のテキストには、難易度に応じて星(★)が記載されているが、
1月組分けテストでは応用レベルの問題は出題されない!!
範囲を設定してないため、難易度の高い問題は省いているのだろう。
出題分野について
表をみると、ざっくり以下の分野に絞られる。
・平面図形
・規則性
・点の移動
・立体図形
・割合
確かに5年生でやった範囲だ。
そして、毎回授業でやるテキストにも、
上記の各分野はどれも2回は取り上げられているものだ。
よし、これを踏まえて具体的な対策を立てるぞ!!
対策
冬休みとはいえ、冬期講習があるから時間があるようであまりない。
限られた時間の中で効果的にかつモチベーションを高くして勉強に取り組む必要がある。
問題のピックアップ
コベツバの出題範囲をもとに取り上げた5分野について、
「デイリーサポート」のテキストにある難易度が基礎~中程度レベルの問題を選出。
出題範囲に応用レベルの問題はないこともあるが、
一度やったことのある分野になるため、比較的易しい問題をこなしてやり方を思い出すことが重要と判断した。
問題の解き方
ピックアップした問題にどう取り組むか。
実はここが重要だと考えている。
「問題選んだから、やっといて」と言っただけだと
漫然とやって採点するだけで、得点意識の醸成に繋がらない。
そこで少しでもテストの状況に近づけるため、
選出した問題に対して、合計が100点になるように配点し、30分以内に解くよう言った。
そして、採点後の得点を自宅のホワイトボードに記載して、
どの分野が得意で、どの分野が苦手か把握するようにした。
計算ミス改善策
12月のマンスリーテストでは、算数の偏差値が55.7まで上昇。
その時の算数の結果はこちら↓
この結果の良い点は、大問1を全問正解したことだ。
大問1は基礎問題となるため、計算ミスをしなければしっかりとれる問題だ。
しかし、多くの方も思われているだろうが、
その計算ミスがなくならない!!
計算ミス対策として、我が家は
毎日やる基礎力トレーニングで、満点の10点を取ることを目標とした。
10点を取れればスマホゲームをやれるが、
1問でも間違えたらゲーム時間はゼロとした。
これをすることで、「1問でも間違えたらゲームはできない」と真剣になり、
徐々に10点をとれるようになった。
え、そんなんでやれるようになるの??と思われるかもしれないが、
うちの長男、
異常なほどゲーム熱が高い。
もしかしたら、他の子どもと同じくらいかもしれないが、
このゲーム熱はうまく使っていった方がよい。
組分けテストは1月8日(月)の8:45~11:45。
テスト終了後はスパイファミリーの映画を観に行こうと約束した。
それまではとにかく突っ走れ!!